ウォームトープとウォルナットで仕事場を分けた寝室
寝室 (ジャパンディ)
窓を中心に、ベッドと小さなワークスペースを同じ部屋に置いた寝室です。温かなトープの壁、ウォルナットの床、低いリブ付きウッドパーティションがベッドとデスクをやわらかく分け、シアーカーテンとカーテンボックス照明が光を落ち着かせています。
色構成
まず、この空間を形づくる色の組み合わせから整理します。
基調色#B7AA99
補助色#6B432C
差し色#E4D7BE
ムード
全体の雰囲気は、次の言葉で表せます。
ジャパンディ温かい落ち着きミニマル心地よい
空間プロファイル
家具の配置、光、動線は次のように構成されています。
- 空間寝室
- 配置軸左のデスクと右のベッドが、正面の窓を共有する左右分割の軸
- 視線の中心ベッドとデスクの間を分ける低いリブ付きウォルナットパーティション
- 光の条件正面窓の光がシアーカーテンと温かなカーテンボックス照明を通って柔らかく広がる
- 主な面ウォームトープの壁パネル、ウォルナット床、リブ付き木製パーティション、白い寝具、シアーカーテン
- 家具密度ベッドとデスクは同じ部屋にあるが、どちらも低く壁側に寄せられている
- 動線と余白ベッド足元とパーティション前に余白を残し、仕事場と眠る場所がぶつからないようにしている
再現の要点
似た雰囲気をつくるときは、次のポイントを押さえておきましょう。
- 窓をベッドとデスクが共有する背景にし、光を塞がない低いパーティションで二つの機能を分ける。
- 部屋全体をウォームトープで包み、寝る場所と仕事場が一つの寝室として見えるようにする。
- 床、デスク、パーティション、ナイトテーブルにウォルナットを繰り返し、低く温かな重心を作る。
- シアーカーテンとカーテンボックス照明で窓の光を一度やわらげ、デスクの明るさとベッドの落ち着きを両立させる。
- ベッドとデスクまわりの物を低く少なくし、ワークイン寝室が小さなオフィスに見えないようにする。
自宅への取り入れ方
ご自身の空間に取り入れる際の条件と、この雰囲気をつくる素材もまとめています。
- 確認する条件
- 寝室の奥行きが足りない場合
- 調整の方向
- ベッド幅、パーティション厚、デスク奥行きを先に抑え、ベッド脇と椅子まわりの動線を確保する。
- 確認する条件
- 窓のまぶしさが強い場合
- 調整の方向
- シアーカーテンを基本にし、光が作業面に正面から入らないようデスク角度を少し調整する。
- 確認する条件
- 仕事道具が多い場合
- 調整の方向
- デスク上のオープン収納を増やすより、パーティション内側や下部に配線と機器を隠す。
- 確認する条件
- 部屋が暗く小さい場合
- 調整の方向
- 壁のトープを一段明るくし、ウォルナットの面積を減らし、カーテンボックス照明を温かな補助光として残す。
- 確認する条件
- 睡眠と仕事を分けにくい場合
- 調整の方向
- パーティションは視線を切る程度の高さにとどめ、デスク照明とベッド照明をスイッチで分ける。
ムードボード
この雰囲気をつくる素材と仕上げを、部位ごとに整理しました。
ウォームトープ壁面
- 素材の種類
- 水性ペイント
- 色・トーン
- ウォームトープ
- 質感・仕上げ
- マットで継ぎ目の浅い壁面
- 役割
- ベッドとデスクを同じ寝室の雰囲気の中にまとめる。
- 確認すること
- 光が少ない部屋で、グレーに沈まず温かく見えるトープか確認する。
- 参考資料
- 塗装工事
低い木製パーティション
- 素材の種類
- インテリアフィルム
- 色・トーン
- ウォルナットブラウン
- 質感・仕上げ
- 縦リブのある低い木面
- 役割
- ベッドと仕事場を分けながら、窓と天井を塞がない。
- 確認すること
- 高さ、厚み、椅子との干渉、コンセントと配線経路を確認する。
- 参考資料
- フィルム施工
ウォルナット床
- 素材の種類
- 木質床材
- 色・トーン
- ダークウォルナット
- 質感・仕上げ
- 低光沢の長い木目
- 役割
- ベッドとデスクの領域を一つの低い木の床軸でつなぐ。
- 確認すること
- 小さい部屋で暗く見えすぎないか、寝具と壁色との対比を見る。
シアーカーテンと温かな光
- 素材の種類
- シアーカーテン
- 色・トーン
- ウォームアイボリー
- 質感・仕上げ
- 薄いプリーツと上部のやわらかな光
- 役割
- デスクとベッドに入る強い窓光をやわらげる。
- 確認すること
- カーテンの重ね方、透け感、モニター反射、カーテンボックス照明のまぶしさを確認する。
- 参考資料
- 照明設置
白いリネン寝具
- 素材の種類
- リネン寝具
- 色・トーン
- ウォームホワイト
- 質感・仕上げ
- 柔らかなシワと低い反射
- 役割
- ウッドとトープの間でベッド面を淡い余白として残す。
- 確認すること
- 冷たい白ではなく、壁色になじむウォームホワイトか確認する。
コンパクトな木製デスク
- 素材の種類
- 木製デスク
- 色・トーン
- ウォルナットブラウン
- 質感・仕上げ
- 簡潔な直線天板と細いデスクライト
- 役割
- 寝室内に仕事場を作りながら、ベッドより高く目立たせない。
- 確認すること
- 椅子後ろの余裕、モニター反射、電源位置、パーティションとの干渉を確認する。
この雰囲気をつくる材料と施工方法もまとめました。気になる項目を選ぶと、百科の詳しい内容を続けて確認できます。
似た雰囲気を比べたいときは、下の空間も見てみましょう。色や家具の組み合わせの違いを確認できます。





