ラグーングリーンの籐と濃色チークの室内化バルコニー付き主寝室
寝室 (Resort)
ミネラルグレーの左官壁のラグーングリーン籐ヘッドボード、濃色チークの平台ベッド、テラコッタの遮光ドレープ、低い茶席コーナーを備えた集合住宅の主寝室。
色構成
まず、この空間を形づくる色の組み合わせから整理します。
基調色#347B72
補助色#777874
差し色#B95E45
ムード
全体の雰囲気は、次の言葉で表せます。
リゾート温かみナチュラルモダン
空間プロファイル
家具の配置、光、動線は次のように構成されています。
- 空間既存の室内化バルコニー窓を持つ、韓国の集合住宅の中規模な主寝室
- 配置軸左官のヘッドボード壁からベッドを通り、正面の室内化バルコニー窓へ向かう就寝軸
- 視線の中心ミネラルグレーの左官壁に固定したラグーングリーンの編み籐ヘッドボード
- 光の条件正面のバルコニー窓からの拡散光と、ベッド両脇の低い暖色テーブルランプ
- 主要表面ミネラルグレーの左官壁、風化した濃色チーク、ラグーングリーンの籐、マットな木床
- 家具密度低いベッド、右側の収納、スリングチェア、二つの座椅子と小さな茶台だけを置く中密度
- 動線の余白ベッドと右側の造り付け収納の間の縦方向の空きが、窓へのアクセスと収納扉の開閉を確保する
再現の要点
似た雰囲気をつくるときは、次のポイントを押さえておきましょう。
- ベッドより少し広いラグーングリーンの編み籐パネルをミネラルグレーの左官壁に平らに固定し、寝室で唯一強い色面とする。
- 低く幅広い濃色チークの平台ベッドを窓へ正対させ、窓前には明確なアクセス幅を残す。
- 右壁に黒い控えめな取っ手の天井高造り付け収納を設け、ベッド脇には通行と扉の開閉のための連続した通路を残す。
- ベッド足元側の前景の一角だけを一段上げ、低い茶台に向けて背の低い二つの座椅子を置く。段差は右側主動線の手前で終える。
- 室内化バルコニー窓の両側にテラコッタの遮光ドレープを垂直に掛け、窓側の壁にタバコ色レザーのスリングチェアを一脚置く。
自宅への取り入れ方
ご自身の空間に取り入れる際の条件と、この雰囲気をつくる素材もまとめています。
- 確認する条件
- ベッドと収納の間の通路が不足する場合
- 調整の方向
- ベッド幅と茶台の奥行きを小さくするが、右側通路と窓前のアクセス幅は狭めない。
- 確認する条件
- 既存の右側収納が明るい仕上げの場合
- 調整の方向
- 扉構造は維持し、マットなミネラルグレーまたは濃いグレーブラウンのフィルムで色だけを抑える。
- 確認する条件
- 天井高が低い場合
- 調整の方向
- 厚いキャノピーやペンダントを使わず、埋め込みカーテンレールと低い壁付け照明で縦線を整える。
- 確認する条件
- 茶席を毎日使わない場合
- 調整の方向
- 一段の平台は残し、折りたたみ式の低い茶台と重ねて収納できる座布団で空き面積を保つ。
- 確認する条件
- より強い遮光が必要な場合
- 調整の方向
- テラコッタのドレープの後ろ、窓枠内に濃色ロールスクリーンを追加し、窓へのアクセスは妨げない。
ムードボード
この雰囲気をつくる素材と仕上げを、部位ごとに整理しました。
ベッドヘッドボード
- 素材の種類
- 染色した編み籐
- 色・トーン
- 深いラグーングリーン
- 質感・仕上げ
- 乾いたオープン編み、マット
- 役割
- ベッドの主色となる焦点
- 確認すること
- 光沢が強すぎず、ターコイズ色の樹脂のように見えない籐を選ぶ。
ヘッドボード壁と側壁
- 素材の種類
- 石灰系左官
- 色・トーン
- 中立的なミネラルグレー
- 質感・仕上げ
- 細かな鏝跡、低光沢
- 役割
- 籐と木材を受ける静かな背景
- 確認すること
- 青く冷たいグレーや粗いコンクリート調は避ける。
ベッドフレームと茶台
- 素材の種類
- 風化チーク材
- 色・トーン
- 黒みを帯びた濃いブラウン
- 質感・仕上げ
- オイル仕上げ、開いた木目
- 役割
- 低い水平線と視覚的な重心
- 確認すること
- 明るいオークや赤い高光沢木材ではなく、乾いた木目の濃色チークを使う。
室内化バルコニー窓
- 素材の種類
- 遮光リネン混紡
- 色・トーン
- 土色のテラコッタ
- 質感・仕上げ
- マットで密な縦プリーツ
- 役割
- 窓の縦フレームと抑制した差し色
- 確認すること
- 窓を完全に開けられるよう、両側に十分なたまり幅を確保する。
窓側の壁
- 素材の種類
- 植物タンニンなめし革と濃色木製フレーム
- 色・トーン
- タバコ色ブラウン
- 質感・仕上げ
- 柔らかなマットレザー
- 役割
- 窓辺の単独の読書・休息席
- 確認すること
- 窓へのアクセスを遮らない低い背と細いフレームを使う。
似た雰囲気を比べたいときは、下の空間も見てみましょう。色や家具の組み合わせの違いを確認できます。





