穏やかなリピート柄のファブリックを置いたリビング
リビング (ナチュラル)
低いコントラストの繰り返し柄がソファとクッションに入り、単色の壁と木の床が落ち着いた背景になるリビングです。
色構成
まず、この空間を形づくる色の組み合わせから整理します。
基調色#D5CDC0
補助色#9B4F3B
差し色#536170
ムード
全体の雰囲気は、次の言葉で表せます。
自然体温かいやわらかい
空間プロファイル
家具の配置、光、動線は次のように構成されています。
- 空間リビング
- 配置軸窓辺のソファとテラコッタのラグから、右のウォールナット収納、奥の入口へ続く生活軸
- 視線の中心青みグレーの反復柄ソファと、その下のテラコッタラグがつくる触感の中心
- 光左の大きな窓の拡散光と天井際の間接光が、布の反復を柔らかく見せる
- 主な面青みグレー・クリーム柄ソファ、テラコッタラグ、ウォールナットのローボードと床、クリーム壁、シアー・遮光カーテン
- 家具密度ソファ・ラグ・低い収納・小さなテーブルの低〜中密度。中央と扉前を空ける
- 動線・余白ラグの開いた端、収納前のアクセス幅、入口と窓の間の動線を座席と重ねない
再現の要点
似た雰囲気をつくるときは、次のポイントを押さえておきましょう。
- 反復柄をソファとクッションの一群に集め、部屋全体が柄の競争にならないようにする。
- テラコッタのラグを床の温かな中心にし、青みグレーの布とウォールナットをつなぐ。
- 壁・天井・カーテンを無地で低コントラストにし、布の触感と反復に呼吸する余白を与える。
- ウォールナット収納を低く長く保ち、柄ソファより視線を上げずに物を隠す。
- シアーは昼光、遮光カーテンと間接光は夕方のプライバシーと柄の色を担当させる。
自宅への取り入れ方
ご自身の空間に取り入れる際の条件と、この雰囲気をつくる素材もまとめています。
- 確認する条件
- ソファ・クッション・ラグが同時に強い反復を見せる
- 調整の方向
- 柄はソファ群に残し、ラグ・壁・カーテンを無地に落とす。
- 確認する条件
- ラグがソファとテーブルを十分にまとめられない
- 調整の方向
- 前脚とテーブルが安定して載る幅に調整し、通路は空ける。
- 確認する条件
- 大きな窓の昼光とプライバシー調整が足りない
- 調整の方向
- シアーと遮光の重なり、レール、窓の開閉を一つの仕組みとして計画する。
- 確認する条件
- 柄布に飲み物やペットの汚れが繰り返し付く
- 調整の方向
- 外せるカバー、防汚仕上げ、予備クッションを確認し、明るい壁と分けて管理する。
ムードボード
この雰囲気をつくる素材と仕上げを、部位ごとに整理しました。
ソファの地布
- 素材の種類
- 布・リネン
- 色・トーン
- クリーム #D5CDC0
- 質感・仕上げ
- 細かな織り
- 役割
- 反復柄を受ける広い無地の地。
- 確認すること
- 汚れ、摩耗、クッション復元、肘の奥行き、通路幅を確認する。
ソファ・クッションの柄
- 素材の種類
- 柄ファブリック
- 色・トーン
- 青みグレー #536170
- 質感・仕上げ
- 小さな幾何の反復織り
- 役割
- 一つの家具群に触感と視覚のリズムを集める。
- 確認すること
- 継ぎ目、色移り、洗濯、柄の方向、実際の光を確認する。
ソファ前のラグ
- 素材の種類
- ウール混ラグ
- 色・トーン
- テラコッタ #9B4F3B
- 質感・仕上げ
- 短い毛足の無地
- 役割
- 冷たい柄とウォールナットの間に温かな床の中心を置く。
- 確認すること
- 滑り、汚れ、ソファ脚の荷重、端のめくれを確認する。
右のローボード
- 素材の種類
- ウォールナット木質パネル
- 色・トーン
- ウォールナット #704A31
- 質感・仕上げ
- 深い木目の半マット
- 役割
- 低い水平線で布と動線を安定させる。
- 確認すること
- 引出し、機器の通気、壁固定、日焼けを確認する。
窓辺のシアー・遮光
- 素材の種類
- カーテンファブリック
- 色・トーン
- ウォームアイボリー #E8E0D4
- 質感・仕上げ
- 薄い拡散織り
- 役割
- 昼光・プライバシー・柄の色を時間帯ごとに調整する。
- 確認すること
- レール、開閉、結露、洗濯、収納へのアクセスを確認する。
似た雰囲気を比べたいときは、下の空間も見てみましょう。色や家具の組み合わせの違いを確認できます。





