落ち着いたグレーでまとめたワークスペース付き寝室
寝室 (モダン)
ベッドとワークデスクを一室に置きながら、色と位置で休む場所と働く場所を分けたモダンな寝室です。左側にはグレーの寝具をのせた低いベッドを置き、右側の大きな窓前には木のデスク、モニター、黒いワークチェアを配置しています。濃いチャコールのカーテンと白いシアーが光を調整し、木の床と低い本棚がグレーの寝室に温かさを足しています。
色構成
まず、この空間を形づくる色の組み合わせから整理します。
基調色#5F6468
補助色#B88855
差し色#F1EEE7
ムード
全体の雰囲気は、次の言葉で表せます。
モダン落ち着き温かみクリーンコントラスト
空間プロファイル
家具の配置、光、動線は次のように構成されています。
- 空間寝室
- 配置軸左壁に低いベッドを置き、右側の窓前に長いデスクを置いて睡眠と仕事の向きを分ける
- 視線の中心窓辺の木のデスクと黒いワークチェア、そこに続く濃いカーテン
- 光の条件二つの大きな窓からシアーカーテン越しの明るい光が入り、濃いカーテンが睡眠時の光を抑える
- 主な面グレー寝具、チャコール遮光カーテン、白いシアー、木の床、木のデスク、低い本棚、白い天井、ダウンライト
- 家具密度ベッドと大きなデスクはあるが装飾家具を減らし、低い本棚だけを補助にして床を複雑にしない
- 動線と余白ベッド脇とチェア後ろの回転スペースを空け、一室の中で休む動きと働く動きがぶつからないようにする
再現の要点
似た雰囲気をつくるときは、次のポイントを押さえておきましょう。
- ベッドは左壁に低く寄せ、デスクは窓前に長く置いて、同じ部屋の中でも休息と仕事の向きを分ける。
- 寝具とカーテンをグレーとチャコールで合わせ、睡眠領域を視覚的に低く安定させる。
- デスク、床、低い本棚を木色で統一し、仕事場が冷たいオフィスのように見えないようにする。
- 大きな窓にはシアーと濃いドレープを併用し、昼は明るく夜は暗く切り替えられるようにする。
- 低い本棚と細い照明だけを補助にして、寝室内の仕事機能が増えすぎないようにする。
自宅への取り入れ方
ご自身の空間に取り入れる際の条件と、この雰囲気をつくる素材もまとめています。
- 確認する条件
- 寝室幅が狭い場合
- 調整の方向
- デスク奥行きを浅くするか壁付け天板に変え、チェア後ろの回転スペースを先に確保する。
- 確認する条件
- 夜に作業することが多い場合
- 調整の方向
- モニター光がベッドへ直接向かないよう、デスク向きとカーテンの反射を確認する。
- 確認する条件
- 朝日が強い場合
- 調整の方向
- シアーだけで足りなければ、チャコール遮光カーテンの幅と重なりを十分に取る。
- 確認する条件
- 本や機器が多い場合
- 調整の方向
- 低い本棚だけで足りなければ、デスク下引き出しや扉付き収納を足してベッド周辺の露出を減らす。
- 確認する条件
- グレー寝具が重く見える場合
- 調整の方向
- 床とデスクの木色を明るめにし、窓まわりの白いシアー面積を広げて明るさを補う。
ムードボード
この雰囲気をつくる素材と仕上げを、部位ごとに整理しました。
ベッド
- 素材の種類
- 寝具ファブリック
- 色・トーン
- ディープグレー
- 質感・仕上げ
- やわらかな布のしわと低い光沢
- 役割
- 睡眠領域を静かに低く見せ、デスク側の活動感と分ける。
- 確認すること
- 洗濯しやすさ、ほこりの見え方、季節感、枕高さ、壁との明度差を確認する。
窓まわり
- 素材の種類
- 遮光カーテンとシアー
- 色・トーン
- チャコールとホワイト
- 質感・仕上げ
- 厚い外側カーテンと薄い内側シアー
- 役割
- 睡眠時の光を遮り、昼は窓辺を明るく保つ。
- 確認すること
- カーテンボックス奥行き、遮光率、ひだ幅、洗濯性、モニター反射を確認する。
床
- 素材の種類
- 木質フローリング
- 色・トーン
- ナチュラルオーク
- 質感・仕上げ
- 長い板目と低い光沢
- 役割
- グレー寝具と黒いチェアの冷たさを下げ、部屋全体に温度を加える。
- 確認すること
- 傷、チェア車輪跡、ラグの必要性、床の温かさ、板方向を確認する。
ワークデスク
- 素材の種類
- 木製デスク天板
- 色・トーン
- オークブラウン
- 質感・仕上げ
- 直線的な天板と低い光沢の木
- 役割
- 寝室内の仕事機能を温かい家具のように見せる。
- 確認すること
- 天板奥行き、モニター距離、コンセント位置、配線整理、チェア後退幅を確認する。
本棚
- 素材の種類
- 低いオープン本棚
- 色・トーン
- ナチュラルウッド
- 質感・仕上げ
- 小さな区画と低い高さ
- 役割
- ベッドとワークデスクの間に生活感のある緩衝領域を作る。
- 確認すること
- 本の重さ、ほこり、高さ、ベッド動線、転倒防止を確認する。
天井照明
- 素材の種類
- ダウンライト
- 色・トーン
- ホワイト
- 質感・仕上げ
- 天井に埋まる丸い器具
- 役割
- ベッド側にもデスク側にも装飾を足しすぎず、基本の明るさを作る。
- 確認すること
- 照度、まぶしさ、ベッド上の位置、デスクの影、ディフューザーとの間隔を確認する。
似た雰囲気を比べたいときは、下の空間も見てみましょう。色や家具の組み合わせの違いを確認できます。





