アッシュウッドとライトグレーで整えた静かな寝室
寝室 (Scandinavian)
ウォームグレーのモールディング壁、アッシュのキャノピーベッド、窓辺の読書椅子で構成したクラシックな寝室。
色構成
まず、この空間を形づくる色の組み合わせから整理します。
基調色#D7D5D0
補助色#C7B9A2
差し色#6B3032
ムード
全体の雰囲気は、次の言葉で表せます。
クラシック穏やかやわらかい
空間プロファイル
家具の配置、光、動線は次のように構成されています。
- 空間都市型集合住宅の主寝室。クイーンベッドと奥行き600mmの造作収納で実際の住宅スケールを示す。
- レイアウト軸左の窓辺読書コーナーから中央のキャノピーベッドを通り、右の廊下ドアと収納へ向かう対角軸。
- 焦点ウォームグレーのモールディング壁前に置くアッシュのキャノピーベッドとオックスブラッドのキルト。
- 光の条件左の一枚窓からの曇天の拡散光と、ベッド両側の低い電球色の真鍮ブラケット。
- 主な表面ウォームグレーの塗装モールディング壁、アッシュ無垢材、ライトグレーのウール寝具、マットなオークのヘリンボーン床。
- 家具密度ベッド、ナイトテーブル2台、窓辺の椅子、造作収納だけの低密度。
- 動線・余白ベッド右側に800mm、収納前に900mmのクリアランスを確保する。
再現の要点
似た雰囲気をつくるときは、次のポイントを押さえておきましょう。
- ベッド両側より各300mm広いウォームグレーの浅いモールディング壁をつくり、中央にアッシュのキャノピー支柱を置く。
- マットな淡色アッシュで低いクイーンフレームと細い四柱キャノピーをつくり、天井には固定しない。
- ライトグレーの張り込みヘッドボードと白い寝具を基本にし、足元だけにオックスブラッドのキルトを折って置く。
- 窓脇にライトグレーのウィングチェア、小さなアッシュの丸テーブル、読書灯1台を置く。
- 右奥に一般的なクリーム色の室内ドアと奥行き600mmの収納扉面を見せ、廊下との隣接を示す。
自宅への取り入れ方
ご自身の空間に取り入れる際の条件と、この雰囲気をつくる素材もまとめています。
- 確認する条件
- ベッド脇の余裕が少ない場合
- 調整の方向
- キャノピーを後方2本の支柱と細い前レールに縮小し、ナイトテーブルは幅350mmにする。
- 確認する条件
- 天井高が2300mm未満の場合
- 調整の方向
- 上部レールなしのヘッドボード型アッシュフレームに替え、ブラケットの取付高さを下げる。
- 確認する条件
- 窓が小さい場合
- 調整の方向
- 読書椅子を窓に直角に向け、アイボリーのシアーと壁付照明で明るさを補う。
- 確認する条件
- 造作収納がない場合
- 調整の方向
- 足元壁に奥行き450mmの框扉収納を置き、800mmの通路を残す。
ムードボード
この雰囲気をつくる素材と仕上げを、部位ごとに整理しました。
ベッドヘッドウォール
- 素材の種類
- マット塗装と浅いモールディング
- 色・トーン
- ウォームライトグレー
- 質感・仕上げ
- マット、筆跡なし
- 役割
- ベッドとブラケットを受けるクラシックな背景
- 確認すること
- 光沢のない塗装でモールディングの影だけが読めるようにする。
ベッドフレーム
- 素材の種類
- アッシュ無垢材
- 色・トーン
- ペールアッシュベージュ
- 質感・仕上げ
- オイル仕上げ、まっすぐな導管
- 役割
- 低いベッドの量感と細いキャノピーライン
- 確認すること
- 天井固定をせず、床支持の細い支柱で成立させる。
寝具
- 素材の種類
- ウール混とコットン寝具
- 色・トーン
- ライトグレーとソフトホワイト
- 質感・仕上げ
- やわらかな織り、低光沢
- 役割
- 就寝用途とライトグレーのファブリックを明確に見せる
- 確認すること
- ヘッドボードと掛け布団のグレー差は一段階以内に収める。
窓辺の読書コーナー
- 素材の種類
- ウールファブリックと真鍮
- 色・トーン
- オックスブラッドとブラッシュドブラス
- 質感・仕上げ
- 密な織り、サテン金属
- 役割
- 就寝前のための独立した小さな読書場所
- 確認すること
- アクセント色はクッションとキルトだけに繰り返し、椅子本体はライトグレーにする。
床
- 素材の種類
- オークの複合フローリング
- 色・トーン
- ミディアムハニーオーク
- 質感・仕上げ
- 低光沢ヘリンボーン
- 役割
- ベッド下と通路に住宅らしいスケールを与える
- 確認すること
- ヘリンボーンは細かくし、壁とベッドより目立たせない。
似た雰囲気を比べたいときは、下の空間も見てみましょう。色や家具の組み合わせの違いを確認できます。





