ワークスペースを分けた落ち着いたグレージュの寝室
寝室 (モダン)
グレージュの壁と明るいオーク床をベースに、ベッドと窓際のデスクを一室の中で分けた寝室です。ベッド横には低いオークトーンの収納を置いてゆるやかな間仕切りにし、窓際にはオークデスクと黒いオフィスチェアを合わせています。白いシアーカーテンと濃いグレーの遮光カーテンを重ね、昼の明るさと夜の落ち着きを両立させています。
色構成
まず、この空間を形づくる色の組み合わせから整理します。
基調色#A7AAA3
補助色#B98755
差し色#4B4D50
ムード
全体の雰囲気は、次の言葉で表せます。
モダンミニマル落ち着き温かみ明るい
空間プロファイル
家具の配置、光、動線は次のように構成されています。
- 空間寝室
- 配置軸左にベッド、右に窓際デスクを置き、その間に低いオーク収納を立てている
- 視線の中心ベッド横の低いオーク収納間仕切りと、その先の窓際デスク
- 光の条件大きな窓からの自然光が白いシアーカーテンを通ってデスク側に入り、濃いカーテンが睡眠時の光を調整する
- 主な面グレージュ塗装壁、明るいオーク床、グレーの布張りベッド、オーク収納間仕切り、オークデスク、白いシアーカーテン、チャコール遮光カーテン
- 家具密度ベッド、低い収納、デスク、チェアだけに絞り、床と壁面を大きく空けている
- 動線と余白ベッド前と窓際デスクの間を空け、椅子の動きとベッドへの出入りが重ならないようにしている
再現の要点
似た雰囲気をつくるときは、次のポイントを押さえておきましょう。
- 寝る場所と働く場所を壁で閉じず、低いオーク収納間仕切りでゆるやかに分ける。
- デスクを大きな窓の前に置き、昼は自然光で作業し、ベッド側には落ち着きが残るようにする。
- 壁と寝具はグレージュとグレーで低くそろえ、オーク家具だけを暖かい軸として繰り返す。
- 白いシアーカーテンと濃い遮光カーテンを重ね、作業時の明るさと睡眠時の遮光を両立させる。
- モールディング、巾木、家具の取っ手を細くし、ベッドとデスクが同じ部屋にあっても混み合って見えないようにする。
自宅への取り入れ方
ご自身の空間に取り入れる際の条件と、この雰囲気をつくる素材もまとめています。
- 確認する条件
- 寝室幅が狭い場合
- 調整の方向
- 収納間仕切りは本棚ほど深くせず、ベッド横の通路と椅子を引く幅を先に確保する。
- 確認する条件
- 夜まで仕事をする場合
- 調整の方向
- デスクライトはベッド側に光が漏れにくい向きに置き、遮光カーテンは窓全体を覆う幅で計画する。
- 確認する条件
- ベッドまわりの収納が必要な場合
- 調整の方向
- 間仕切り内部は本だけでなく、寝具、充電器、小さな日用品を入れられる区画にする。
- 確認する条件
- 窓際のまぶしさが強い場合
- 調整の方向
- シアーカーテンのひだを十分に取り、デスクをガラス面から少し内側へ下げて画面反射を抑える。
- 確認する条件
- 在宅勤務の道具が多い場合
- 調整の方向
- デスク下の配線穴、コンセント位置、チェアの回転幅を先に決め、間仕切り高さは視線を遮らない範囲にする。
ムードボード
この雰囲気をつくる素材と仕上げを、部位ごとに整理しました。
グレージュ塗装壁
- 素材の種類
- 水性ペイント
- 色・トーン
- グレージュ
- 質感・仕上げ
- マットで均一な塗装面
- 役割
- 睡眠と作業の両方を受け止める低コントラストの背景を作る。
- 確認すること
- 昼と夜の照明でサンプルを見て、寝具の色と冷たくぶつからないか確認する。
- 参考資料
- 塗装工事
オーク収納間仕切りとデスク
- 素材の種類
- 低い収納間仕切り家具
- 色・トーン
- ライトオーク
- 質感・仕上げ
- 直線的な木面と開いた棚
- 役割
- 部屋を閉じずに、ベッドとワークスペースの境界を作る。
- 確認すること
- 奥行き、揺れ、デスクとの高さ差、コンセント位置、ベッド横の出入りを確認する。
明るいオーク床
- 素材の種類
- 複合フローリング
- 色・トーン
- ライトオーク
- 質感・仕上げ
- 控えめな木目と低い光沢
- 役割
- グレーの壁と寝具が重く沈まないよう、床から明るさを足す。
- 確認すること
- 敷居高さ、巾木の色、椅子のキャスター跡、ベッド下の掃除を確認する。
白いシアーとグレー遮光カーテン
- 素材の種類
- 二重カーテン生地
- 色・トーン
- ソフトホワイトとチャコールグレー
- 質感・仕上げ
- 薄い透け感のある生地と厚い遮光生地
- 役割
- デスクにはやわらかな昼光を残し、ベッドには眠るための暗さを作る。
- 確認すること
- レール奥行き、ひだ量、遮光の重なり幅、デスク角との干渉、洗濯しやすさを確認する。
グレー布張りベッド
- 素材の種類
- 布張りベッドフレーム
- 色・トーン
- ミディアムグレー
- 質感・仕上げ
- やわらかな布地と低いボリューム
- 役割
- ワークスペースと同じ部屋でも、ベッドが壁色になじんで強く主張しない。
- 確認すること
- ヘッドボード高さ、生地汚れ、寝具色、間仕切りとの間隔、下部の掃除スペースを確認する。
黒いチェアとデスクライト
- 素材の種類
- オフィスチェア・デスクライト
- 色・トーン
- チャコールブラック
- 質感・仕上げ
- マットな金属と樹脂の表面
- 役割
- グレージュとオークのやわらかい配色の中で、仕事場に明確な基準点を作る。
- 確認すること
- チェアサイズ、キャスターの床傷、ライトのまぶしさ、ベッド側への光漏れ、配線整理を確認する。
この雰囲気をつくる材料と施工方法もまとめました。気になる項目を選ぶと、百科の詳しい内容を続けて確認できます。
似た雰囲気を比べたいときは、下の空間も見てみましょう。色や家具の組み合わせの違いを確認できます。





