マットなプラスターと明るいオークで余白を残したリビング
リビング (Natural)
明るいオーク床とマットなプラスター壁を広く残し、カーテン越しの光が面にゆっくり広がるリビングです。ブークレのソファと低い木製テーブルが、装飾ではなく触感であたたかさを足しています。
色構成
まず、この空間を形づくる色の組み合わせから整理します。
基調色#E8E2D8
補助色#B88E59
差し色#CBB79A
ムード
全体の雰囲気は、次の言葉で表せます。
ミニマル明るいナチュラル
空間プロファイル
家具の配置、光、動線は次のように構成されています。
- 空間余白のあるナチュラルリビング
- 配置軸テクスチャ壁の前に低いソファを置き、左の窓面と中央のラグ周りを広く空ける
- 視線の中心アイボリーソファの背後に広がるマットな左官壁と、低いオークテーブル
- 光側面と奥の窓光をシアーで受け、埋込照明と背の高い紙ランプを夜に補う
- 主な面暖かなベージュ左官壁、アイボリーのブークレソファ、淡いオーク床とテーブル、砂色織りラグ、シアー、紙シェードランプ
- 家具密度低密度。ソファ、テーブル、ラグ、小さな棚だけを見せ、高い収納や飾り棚は置かない
- 動線・余白左の窓沿いとラグの周囲を空け、ソファを家具の通路ではなく呼吸する余白の中へ置く
再現の要点
似た雰囲気をつくるときは、次のポイントを押さえておきましょう。
- 大きなマット左官壁を背景にし、テレビや背の高い飾りで埋めず、空いた壁を設計資源にする。
- アイボリーのブークレ、砂色の織り、左官の揺らぎ、オークの木目を重ね、ニュートラルに深さを与える。
- テーブルを低く木質にし、重い収納を増やさずソファに地面の中心を与える。
- 窓側と奥の廊下を守り、空いた道が余りではなく実際に使える余白として残るようにする。
- シアーと紙ランプで壁の質感をやわらかく見せ、物ではなく光で表面を引き立てる。
自宅への取り入れ方
ご自身の空間に取り入れる際の条件と、この雰囲気をつくる素材もまとめています。
- 確認する条件
- マット左官に跡がつきやすく、斜め光で補修が目立つ。
- 調整の方向
- 手入れできる仕上げを選び、窓とランプの角度でサンプルを確認し、補修の手が届くようにする。
- 確認する条件
- ソファが窓側や廊下を塞ぐ。
- 調整の方向
- ソファを深くする前に、カーテンと通行のための側面余白を残す。
- 確認する条件
- 大きなラグの端がめくれ、開いた動線で足にかかる。
- 調整の方向
- 低く安定した織りと端の固定を選び、歩行帯をラグの外へ置く。
- 確認する条件
- 背の高い紙シェードが倒れたりソファ脇で光りすぎる。
- 調整の方向
- 台座を安定させ、光を拡散し、カーテンと歩行範囲の外へ置く。
ムードボード
この雰囲気をつくる素材と仕上げを、部位ごとに整理しました。
マットなベージュ左官壁
- 素材の種類
- 鉱物左官仕上げ
- 色・トーン
- ウォームアイボリー #E8E2D8
- 質感・仕上げ
- 細かなマットの揺らぎ
- 役割
- 空いた壁を部屋の主な触感背景に変える。
- 確認すること
- 斜め光での質感、補修性、埃、角の仕上げを確認する。
アイボリーのブークレソファ
- 素材の種類
- ブークレ張り地
- 色・トーン
- アイボリー #DED5C8
- 質感・仕上げ
- やわらかなループ織り
- 役割
- 壁と近い明度で座面をつくりながら触感を足す。
- 確認すること
- 汚れ、クッション、窓の余白、扉へのアクセスを確認する。
低いオークテーブルと床
- 素材の種類
- オーク小家具・床
- 色・トーン
- ペールオーク #B88E59
- 質感・仕上げ
- 見える木目・柔らかなマット
- 役割
- ほぼ空いた床に低い暖かい中心を置く。
- 確認すること
- テーブルの安定、床の傷、動線、ソファからの手の届き方を確認する。
砂色の織りラグ
- 素材の種類
- 織りラグ生地
- 色・トーン
- サンド #CBB79A
- 質感・仕上げ
- 見える低パイル織り
- 役割
- 座る島を示しながら窓側の余白を残す。
- 確認すること
- 滑り、掃除、端の安定、廊下との重なりを確認する。
シアーと紙シェードランプ
- 素材の種類
- シアー・紙照明
- 色・トーン
- ソフトアイボリー #E2D4BF
- 質感・仕上げ
- 拡散織りと半透明シェード
- 役割
- 壁と布の質感を物を増やさず見せる。
- 確認すること
- 眩しさ、ランプ安定、カーテン開閉、電球の発熱を確認する。
似た雰囲気を比べたいときは、下の空間も見てみましょう。色や家具の組み合わせの違いを確認できます。





