コンクリート質感とセージグリーン本棚のワークラウンジ
リビング (インダストリアル)
コンクリート質感のマットな壁とセージグリーンのオープン本棚を左右に置き、長いワークテーブルとダークグレーのソファを中央軸に並べたワークラウンジです。大判グレーのタイル床とシアーカーテンが、粗い質感と仕事の機能を落ち着いて整えます。
色構成
まず、この空間を形づくる色の組み合わせから整理します。
基調色#7C8581
補助色#8C908C
差し色#4B3326
ムード
全体の雰囲気は、次の言葉で表せます。
インダストリアルモダンクリーンアーバン落ち着き
空間プロファイル
家具の配置、光、動線は次のように構成されています。
- 空間ワークラウンジリビング
- 配置軸窓へ向けて長いワークテーブルとソファを置き、右の本棚壁が同じ軸に沿って続く
- 視線の中心セージグリーンのオープン本棚壁と、その前のソファ・ワークテーブルの組み合わせ
- 光の条件正面窓からの光がシアーカーテンを通り、グレーの床と本棚面へやわらかく広がる
- 主な面コンクリート質感の壁、セージグリーン本棚、大判グレータイル床、ダークウッドテーブル、ダークグレーソファ、シアーカーテン
- 家具密度本棚は壁全体を占めるが、中央の家具はソファと長いテーブルに絞られ、床の余白が残る
- 収納の見え方本や小物はオープン本棚に見えるが、格子寸法とセージ色が見え方を整えている
再現の要点
似た雰囲気をつくるときは、次のポイントを押さえておきましょう。
- 片側の壁はコンクリート質感のグレー面として空け、反対側の壁にセージグリーンのオープン本棚で機能を集める。
- ソファの背面に長いダークウッドのワークテーブルを置き、休む場所と働く場所が同じ方向を見るようにする。
- 床は大判のグレータイルで広く敷き、壁のコンクリート質感と本棚の色を落ち着いて受ける。
- 本棚の格子は細かく作りながら色を一つにそろえ、本や小物が見えても壁面が整って見えるようにする。
- 窓の光はシアーカーテンで抑え、コンクリート壁とワークテーブルの冷たさをやわらげる。
自宅への取り入れ方
ご自身の空間に取り入れる際の条件と、この雰囲気をつくる素材もまとめています。
- 確認する条件
- リビングの幅が狭い場合
- 調整の方向
- 本棚の奥行きを抑え、ソファと本棚の間の通路、テーブル後ろの椅子の余裕を先に確保する。
- 確認する条件
- 本や小物が多い場合
- 調整の方向
- オープン棚をすべて埋めず、下部の閉じた収納や箱を混ぜてセージの壁面が見えるようにする。
- 確認する条件
- タイル床が冷たく感じる場合
- 調整の方向
- タイルは中間グレーに抑え、ソファ前のラグや木製テーブルの面積を増やして足元の感覚を補う。
- 確認する条件
- 在宅ワーク機器が多い場合
- 調整の方向
- モニターとケーブルはテーブル奥や本棚下部に隠し、窓へ向かう視線は空けておく。
- 確認する条件
- コンクリート質感が粗く見えすぎる場合
- 調整の方向
- 壁はマットにしつつ凹凸を弱め、セージの本棚色を少し明るくして生活空間に寄せる。
ムードボード
この雰囲気をつくる素材と仕上げを、部位ごとに整理しました。
コンクリート質感の壁
- 素材の種類
- マイクロセメント仕上げ
- 色・トーン
- コンクリートグレー
- 質感・仕上げ
- 光沢が少なく、薄いムラのある左官質感
- 役割
- 本棚とテーブルを受ける静かなインダストリアル背景になる。
- 確認すること
- 質感の強さ、壁照明の影、手あかの出方、補修しやすさを確認する。
セージグリーンのオープン本棚
- 素材の種類
- 造作収納
- 色・トーン
- セージグリーン
- 質感・仕上げ
- マット塗装の格子型オープン棚
- 役割
- 収納を色のポイントと仕事資料の置き場にする。
- 確認すること
- 棚奥行き、マスの大きさ、本の重さ、見える小物の色と量を確認する。
大判グレータイル床
- 素材の種類
- ポーセリンタイル
- 色・トーン
- 中間グレー
- 質感・仕上げ
- 大判で目地が少ないマットなタイル面
- 役割
- コンクリート壁と本棚色を、落ち着いた一つの床面に載せる。
- 確認すること
- タイル寸法、目地色、滑り、椅子脚の音、冷たさを確認する。
- 参考資料
- 玄関・床タイル施工
ダークウッドのワークテーブル
- 素材の種類
- 木製家具仕上げ
- 色・トーン
- ダークウォルナットブラウン
- 質感・仕上げ
- 厚い天板のマットな木質面
- 役割
- ソファ背面に作業軸を作り、グレーの空間に温かな重さを足す。
- 確認すること
- 天板奥行き、椅子の動き、コンセント位置、表面の傷を確認する。
ダークグレーソファ
- 素材の種類
- ソファ張地
- 色・トーン
- ダークグレー
- 質感・仕上げ
- 低い織り感のマットな布地
- 役割
- ワークテーブル前の休息領域を、低く安定した量感にする。
- 確認すること
- ソファ奥行き、本棚との通路、ほこりや毛の見え方、タイル床での滑りを確認する。
シアーカーテンの窓
- 素材の種類
- シアーカーテン
- 色・トーン
- ソフトホワイト
- 質感・仕上げ
- 薄く縦ひだのある半透明ファブリック
- 役割
- グレータイルとコンクリート壁に入る光をやわらげる。
- 確認すること
- 目隠し、モニター反射、カーテンひだ量、デスクと窓の干渉を確認する。
この雰囲気をつくる材料と施工方法もまとめました。気になる項目を選ぶと、百科の詳しい内容を続けて確認できます。
似た雰囲気を比べたいときは、下の空間も見てみましょう。色や家具の組み合わせの違いを確認できます。





