コバルトパントリーとコーラル朝食カウンターのキッチン
キッチン (Resort)
扉のない長方形のファミリールーム開口部から、窓下の一直線の調理壁、コーラルフレームの2人用カウンター、コバルトタイルのパントリーを望む集合住宅のキッチン。
色構成
まず、この空間を形づくる色の組み合わせから整理します。
基調色#807568
補助色#0B1C3A
差し色#D27D6B
ムード
全体の雰囲気は、次の言葉で表せます。
リゾートモダンカラーアクセント
空間プロファイル
家具の配置、光、動線は次のように構成されています。
- 空間ファミリールームに開く大田の3LDK集合住宅キッチン
- 配置軸窓側の一直線調理壁と、その端で直交する背の高い収納スパイン
- 視線の中心コーラルカウンターの先にあるコバルトタイルのパントリー
- 光の条件大きな窓からの柔らかな昼光と吊戸下の暖かい作業灯
- 主な面温かいトープグレーのマット収納、淡い灰色カウンター、深いコバルトセラミックタイル
- 家具密度固定収納、接続型2人用カウンター、スツール2脚だけの低密度
- 動線の余白ファミリールーム開口部から調理壁前を通り窓へ続く開いた連続動線
再現の要点
似た雰囲気をつくるときは、次のポイントを押さえておきましょう。
- 全面高さのパントリーを調理壁端の直交収納スパインとしてつくり、深いコバルト艶タイルは広い正面と短いリターンだけに使う。
- 窓下シンクから準備カウンター、IHコンロ、下部ビルトインオーブンへ続く、温かいトープグレーの一直線調理壁をつくる。
- コバルトパントリーから窓方向へ短く伸びるコーラル金属フレームの2人用カウンターを設け、細いスツールは2脚だけにする。
- 水栓と取っ手は低光沢のエイジドブラスでそろえ、タイルやコーラルフレームより小さく抑える。
- 扉のない長方形のファミリールーム開口部から、カウンター越しにコバルトパントリーを見る自然な低い視点にする。
自宅への取り入れ方
ご自身の空間に取り入れる際の条件と、この雰囲気をつくる素材もまとめています。
- 確認する条件
- 窓幅が1,200mm未満の場合
- 調整の方向
- カウンターをおよそ900mmに縮め、スツール2脚を完全に下へ収める。
- 確認する条件
- 奥行600mmのパントリーを確保できない場合
- 調整の方向
- 冷蔵庫区画だけを必要に応じて後退させ、残りのパントリー収納は奥行450mmにする。
- 確認する条件
- カウンターと調理壁の間の通路が900mm未満の場合
- 調整の方向
- カウンター奥行を350mmに縮め、背もたれのない細いスツールを使う。
- 確認する条件
- 自然光が弱い場合
- 調整の方向
- 吊戸下に2700Kのライン作業灯を隠し、コバルトタイルへの直接スポットは避ける。
ムードボード
この雰囲気をつくる素材と仕上げを、部位ごとに整理しました。
窓側の一直線調理壁
- 素材の種類
- マットラッカーまたは低光沢HPL収納
- 色・トーン
- 温かいライムストーン調トープグレー
- 質感・仕上げ
- 均一な低光沢表面
- 役割
- 調理壁の落ち着いたベース
- 確認すること
- グレーが青くも全面的な白石材にも見えないこと。
パントリー正面
- 素材の種類
- 艶ありセラミック壁タイル
- 色・トーン
- 非常に深いコバルトブルー
- 質感・仕上げ
- 長方形の目地がそろった滑らかな艶と小さな反射光
- 役割
- 垂直方向の焦点とパントリーボリュームの強調
- 確認すること
- タイルをパントリー正面と短いリターンから調理壁へ広げない。
短いパントリーリターン
- 素材の種類
- 艶ありセラミック壁タイル
- 色・トーン
- 非常に深いコバルトブルー
- 質感・仕上げ
- パントリー正面と揃えた目地
- 役割
- タイルボリュームの垂直な端部を定義する
- 確認すること
- リターンはカウンター接続部で短く保ち、調理壁全体を覆わない。
窓辺の食事席
- 素材の種類
- 粉体塗装金属フレーム
- 色・トーン
- 落ち着いたコーラルピンク
- 質感・仕上げ
- サテン粉体塗装
- 役割
- パントリーに接続した2人用カウンターの細い輪郭
- 確認すること
- フレームはカウンター下と脚だけに見せ、スツールは2脚を超えない。
水栓と取っ手
- 素材の種類
- エイジドブラス金属
- 色・トーン
- 落ち着いた黄褐色
- 質感・仕上げ
- ブラッシュド低光沢
- 役割
- 収納とシンクをつなぐ小さな温かいディテール
- 確認すること
- 金属の色温度をそろえ、磨きクロームを混ぜない。
似た雰囲気を比べたいときは、下の空間も見てみましょう。色や家具の組み合わせの違いを確認できます。





