テラコッタタイルのフードと窓際ベンチのあるリゾートキッチン
キッチン (Resort)
ダイニングの入口から斜めに見るコンパクトなL字型キッチン。テラコッタタイル、チャコールの左官フード、淡いシーグラスグリーンのオープン棚、アイボリーのセラミックカウンターが2人用の窓際ベンチへ続く。
色構成
まず、この空間を形づくる色の組み合わせから整理します。
基調色#9F4B31
補助色#292927
差し色#A7AD8B
ムード
全体の雰囲気は、次の言葉で表せます。
リゾート温かいモダンカラフル
空間プロファイル
家具の配置、光、動線は次のように構成されています。
- 空間仁川の中層集合住宅にあるコンパクトなキッチン・ダイニング
- レイアウト軸ダイニング入口からタイルのフードと窓際ベンチへ向かう斜めの視線
- 焦点カウンターからテラコッタタイルが連続して上がるチャコール左官フード
- 光の状態窓際のやわらかな自然光、フード下の手元灯、埋込ダウンライト、小さなダイニングペンダント
- 主な表面手釉テラコッタタイル、マットなチャコール左官、アイボリーセラミック、グレーの作業域タイル
- 家具密度L字収納、浅い2人用ベンチ、コンパクトな食卓とダイニングチェアを置く実用的な密度
- 動線の余白アイランドを置かず、L字内側に開いた通路を保つ。キッチンのグレータイルとダイニングの木床は段差なく接する。
再現の要点
似た雰囲気をつくるときは、次のポイントを押さえておきましょう。
- アイボリーセラミックカウンターの背面全体に手釉テラコッタタイルを張り、幅広いチャコール左官フードの下端まで途切れずにつなげる。
- 窓側リターンのシンク、正面壁のコンロと下部オーブン、その間の空いた下ごしらえ面で、使えるL字の作業三角形を見せる。
- 窓脇の壁に浅い張地付き2人用ベンチとコンパクトな長方形食卓を置き、キッチンの通路へ張り出させない。
- シンク上に淡いシーグラスグリーンのオープン皿棚を一段設け、限られたアイボリーの食器を整えて置く。
- カメラはダイニング開口の内側で立ち、アイランドのない通路、タイルのフード、窓際ベンチが共に見える斜め構図にする。
自宅への取り入れ方
ご自身の空間に取り入れる際の条件と、この雰囲気をつくる素材もまとめています。
- 確認する条件
- ダイニング開口からL字カウンターまでの幅が狭い場合
- 調整の方向
- ベンチ奥行を400 mmに抑え、直径の小さい丸テーブルまたは幅700 mm以下のテーブルにして、850 mm以上の通路を残す。
- 確認する条件
- 窓がシンク側リターン壁にない、または別の位置にある場合
- 調整の方向
- シンクはL字の短辺に保ち、ベンチは実際の窓下の壁へ移して作業面から分ける。
- 確認する条件
- 特注の左官フードを施工しにくい場合
- 調整の方向
- 平滑なチャコール塗装のフードボックスに替えつつ、テラコッタタイルの縦方向に連続する面積は維持する。
- 確認する条件
- 家族の調理量と収納量が多い場合
- 調整の方向
- オープン棚は一段だけ残し、チャコールの下部収納と背の高いパントリー内に扉付き収納を加える。
ムードボード
この雰囲気をつくる素材と仕上げを、部位ごとに整理しました。
フード下の背面壁
- 素材の種類
- 手釉セラミックタイル
- 色・トーン
- 深いテラコッタレッド
- 質感・仕上げ
- わずかな色むらのあるやわらかな艶
- 役割
- 調理壁とフードの主焦点
- 確認すること
- 同じタイルをカウンターからフード下端まで連続させる。
調理壁上部
- 素材の種類
- 鉱物系左官材
- 色・トーン
- 深いチャコールグレー
- 質感・仕上げ
- 静かなコテ跡のあるマット仕上げ
- 役割
- タイルを包む幅広いフードの塊
- 確認すること
- フードは幅広く簡素にし、天井周囲の間接照明を入れない。
L字カウンター
- 素材の種類
- 焼結セラミックスラブ
- 色・トーン
- 温かいアイボリー
- 質感・仕上げ
- 汚れに強いマット
- 役割
- シンク、下ごしらえ、コンロをつなぐ耐久性のある作業面
- 確認すること
- シンク、コンロ、下ごしらえ面を同じ高さの連続した作業面に置く。
シンク上
- 素材の種類
- 塗装木材または金属棚
- 色・トーン
- 淡いセージのシーグラスグリーン
- 質感・仕上げ
- セミマット塗装
- 役割
- 限られた皿を見せる収納のアクセント
- 確認すること
- 棚は一段だけにし、シンク上の手が届く高さに設置する。
窓際ダイニング
- 素材の種類
- 室内用防汚ファブリック
- 色・トーン
- サンドベージュ
- 質感・仕上げ
- 目の詰まった平織り
- 役割
- 窓際の浅い2人用の食事席
- 確認すること
- ベンチは浅く、テーブル外側の通路を塞がない。
似た雰囲気を比べたいときは、下の空間も見てみましょう。色や家具の組み合わせの違いを確認できます。





