柄壁紙と木のデスクがバランスを取る読書コーナー
読書コーナー (ジャパンディ)
柄の壁紙の前に広いオークのデスクと棚を置き、木の静かな面を残すことで落ち着いて見える読書コーナーです。
色構成
まず、この空間を形づくる色の組み合わせから整理します。
基調色#D7C5A7
補助色#B4854D
差し色#4C5662
ムード
全体の雰囲気は、次の言葉で表せます。
自然体穏やかモダン
空間プロファイル
家具の配置、光、動線は次のように構成されています。
- 空間リーディングヌック
- 配置軸入口から長いオーク机と柄壁に沿い、窓の自然光へ続く一直線の集中軸
- 視線の中心枝柄の壁紙と、その前に長く付くオーク机の天板の対比
- 光右の窓の拡散光と天井ダウンライトで机全体と柄壁を均一に照らす
- 主な面ベージュ・ブルーの枝柄壁紙、オーク机と引出し、リネン椅子、明るいオーク床、ロールスクリーン
- 家具密度机・引出し・椅子だけの低密度。机の反対側と窓前を空ける
- 動線・余白椅子を引く幅と入口から窓への横通路を分け、机の集中面を通行で削らない
再現の要点
似た雰囲気をつくるときは、次のポイントを押さえておきましょう。
- 柄壁を机の背面だけに置き、読書・作業の背景にしながら他の壁は空けておく。
- 机を長くつなぎ、壁の反復を連続した作業面に翻訳して、引出しは下にまとめる。
- 椅子は無地のリネンにして、葉柄と重ならない柔らかな着座点をつくる。
- 窓を机の端の自然光として使い、スクリーンで明るさと画面反射を調整する。
- 柄と机を片側に集め、反対側を空けて細いヌックの長さと集中感を保つ。
自宅への取り入れ方
ご自身の空間に取り入れる際の条件と、この雰囲気をつくる素材もまとめています。
- 確認する条件
- 長い机でモニター・本・肘のスペースが不足する
- 調整の方向
- 天板の奥行きを先に確保し、机の連続性を保ったまま引出し幅を縮める。
- 確認する条件
- 柄壁や光沢小物が画面への集中を散らす
- 調整の方向
- 反射する小物を減らし、机の向きとスクリーンの角度を調整する。
- 確認する条件
- 椅子を引くと扉や窓へのアクセスが塞がる
- 調整の方向
- 椅子の回転・引きしろを基準に机の長さと位置を決め直す。
- 確認する条件
- 机や椅子が壁紙を繰り返しこする
- 調整の方向
- 天板と背もたれの離れ、巾木の保護、接触部分の耐久性を確保する。
ムードボード
この雰囲気をつくる素材と仕上げを、部位ごとに整理しました。
机の背面壁
- 素材の種類
- 柄壁紙
- 色・トーン
- ベージュ・ブルー葉柄 #D7C5A7
- 質感・仕上げ
- 紙の織りの反復模様
- 役割
- 小さなヌックの長い集中背景。
- 確認すること
- 柄のつながり、光の反射、継ぎ目、机との接触保護を確認する。
長い机・引出し
- 素材の種類
- オーク木質家具
- 色・トーン
- ライトオーク #B4854D
- 質感・仕上げ
- 通し木目のマット
- 役割
- 柄を実際に読む・書くための連続作業面へ変える。
- 確認すること
- 天板荷重、ケーブル、引出しへの手の届き方、膝のスペースを確認する。
机の椅子
- 素材の種類
- リネン布張り椅子
- 色・トーン
- クリームリネン #D8D1C5
- 質感・仕上げ
- 細かな織り
- 役割
- 柄の間に無地で快適な着座点を置く。
- 確認すること
- 汚れ、肘掛け幅、背もたれ、机の高さを確認する。
壁紙の葉・取手
- 素材の種類
- 壁紙顔料・金属金物
- 色・トーン
- ブルーグレー #4C5662
- 質感・仕上げ
- 葉の線と低光沢金属
- 役割
- 柄の深い色を小さな機能点で繰り返す。
- 確認すること
- 色のにじみ、手跡、光沢差、画面反射を確認する。
窓・ロールスクリーン
- 素材の種類
- ロールスクリーン・ガラス
- 色・トーン
- ソフトホワイト #F1EEE6
- 質感・仕上げ
- 光を拡散する織り
- 役割
- 柄壁の反対端に調整できる昼光を置く。
- 確認すること
- 開閉、まぶしさ、換気、机端の余白を確認する。
似た雰囲気を比べたいときは、下の空間も見てみましょう。色や家具の組み合わせの違いを確認できます。





