サンドベージュと石目でまとめたナチュラルリゾートキッチン
キッチン (Resort)
床、収納壁、アイランドを静かなサンドベージュでそろえたリゾート風キッチンです。厚みのある石目のアイランドは、調理台と食卓を兼ねながら、閉じた収納壁の前で大きな中心になります。長いオープン棚、暖色のライン照明、木のスツール、シアーカーテンが、日常で使える柔らかさを加えています。
色構成
まず、この空間を形づくる色の組み合わせから整理します。
基調色#D2B797
補助色#A5744C
差し色#E3D7C5
ムード
全体の雰囲気は、次の言葉で表せます。
リゾートナチュラルあたたかい
空間プロファイル
家具の配置、光、動線は次のように構成されています。
- 空間アイランドを食卓にも使うナチュラルリゾートキッチン
- 配置軸窓からの光を中央の島から閉じた収納壁へ通し、左のバルコニー側を開ける
- 視線の中心調理台と食卓を兼ねる厚い質感石のアイランド
- 光窓の昼光に棚下のライン光と上部の低い間接光を重ねる
- 主な面サンドベージュの床と収納壁、質感石の島、オープン棚、シアー、木のスツール、小さな植物
- 家具密度壁と島に中密度。前面にはスツールとグリーンだけを見せる
- 動線・余白島の作業通路、スツールの後退、バルコニー開口を分け、調理と座る場所がぶつからないようにする
再現の要点
似た雰囲気をつくるときは、次のポイントを押さえておきましょう。
- 厚い石の島を調理と食事に使い、張り出しと通路を実際の活動に合わせる。
- 床、壁、収納をサンドベージュでつなぎ、家具や物を足す前に広がりをつくる。
- 島の下部とスツールに木を繰り返し、単色の石の面を乾いた印象にしない。
- 低いオープン棚には日常の器とカップだけを整え、大きな収納は閉じた扉へ隠す。
- 棚下の線光と隠れた上部光で、夜の石の質感を明るく晒さず穏やかに見せる。
自宅への取り入れ方
ご自身の空間に取り入れる際の条件と、この雰囲気をつくる素材もまとめています。
- 確認する条件
- スツールと収納扉が島の周囲で重なる。
- 調整の方向
- 作業通路、張り出し、後退幅を同時に決め、座席数を増やしすぎない。
- 確認する条件
- 質感石に油や食材が入り、拭き取りにくい。
- 調整の方向
- シール、手が届く水はね範囲、粗い面の手入れ方法を決める。
- 確認する条件
- オープン棚の器が作業の水はねに近い。
- 調整の方向
- 直接の飛沫から棚を離し、洗える日用品だけを見せる。
- 確認する条件
- 植物やカーテンがバルコニーの開口と方向転換を狭める。
- 調整の方向
- 開口幅と水やり用のポケットを先に確保する。
ムードボード
この雰囲気をつくる素材と仕上げを、部位ごとに整理しました。
サンドの床・壁・収納
- 素材の種類
- サンド塗装収納・石調仕上げ
- 色・トーン
- サンドベージュ #D2B797
- 質感・仕上げ
- マット平板と細かな鉱物質感
- 役割
- 島を読む前にリゾートの広い背景をつくる。
- 確認すること
- 色の連続、拭き取り、水分、目地、斜光の表情を確認する。
質感石のアイランド
- 素材の種類
- 質感磁器・クォーツアイランド
- 色・トーン
- 淡いサンド #D4C0A5
- 質感・仕上げ
- 粗い鉱物面と厚い端部
- 役割
- 調理と食事を一つの触れるボリュームにまとめる。
- 確認すること
- シール、端部耐久、熱、張り出し支持、掃除を確認する。
木の島と編みスツール
- 素材の種類
- 木家具・編み座面
- 色・トーン
- ウォームウッド #A5744C
- 質感・仕上げ
- 見える木目と編み
- 役割
- 人の温度と食事の縁をつくる。
- 確認すること
- 膝の余白、スツール安定、編みの掃除、水、端部を確認する。
低い棚と器
- 素材の種類
- 木棚・陶器・リネン
- 色・トーン
- リネンと淡い器 #E3D7C5
- 質感・仕上げ
- マット木・陶器・柔らかいリネン
- 役割
- 毎日使う器を見せ、大きな収納を隠す。
- 確認すること
- 荷重、水はね、埃、物の安定、手の届きやすさを確認する。
シアーと重ねたライン光
- 素材の種類
- シアー・埋込LED
- 色・トーン
- ウォームリネン #E6D6BC
- 質感・仕上げ
- 光を拡散する織りと隠れた光
- 役割
- バルコニーの昼光と夜の柔らかなキッチンをつなぐ。
- 確認すること
- 眩しさ、調光、開閉、発熱、点検を確認する。
似た雰囲気を比べたいときは、下の空間も見てみましょう。色や家具の組み合わせの違いを確認できます。





