オークの質感とポーセリンの温かさを合わせたリビング
リビング (ナチュラル)
オークの木目、温かみのあるポーセリンの暖炉壁、低い会話用シーティングを中心にしたリゾート感のある集合住宅のリビング。
色構成
まず、この空間を形づくる色の組み合わせから整理します。
基調色#E7D9C5
補助色#B77A45
差し色#A76548
ムード
全体の雰囲気は、次の言葉で表せます。
リゾート温かいナチュラル
空間プロファイル
家具の配置、光、動線は次のように構成されています。
- 空間都市型集合住宅のバルコニーに隣接するリビング
- レイアウト軸ポーセリン暖炉壁とバルコニーの間につくる非対称の会話グループ
- 視線の中心低いオーク棚と電気暖炉を備えた暖かいアイボリーのポーセリン暖炉壁
- 光の条件リネンシアー越しの明るい側光と暖炉壁のウォッシュ照明
- 主な面暖かいアイボリーのポーセリンスラブ、ハニーオークのヘリンボーン、マットなニュートラル塗装
- 家具密度低〜中程度。ソファ、ラタンチェア、テーブル、サイドボードで会話領域を構成
- 動線・余白キッチン開口からバルコニー扉までのキッチン側の縁を空ける
再現の要点
似た雰囲気をつくるときは、次のポイントを押さえておきましょう。
- テレビを置かず、低い電気暖炉とオーク棚を含む暖かいアイボリーのポーセリンスラブ壁を正面の中心にする。
- 曲線のクリーム3人掛けソファとラタンのラウンジチェア2脚を、丸いオークテーブルへ内向きに配置する。
- 床は中明度のハニーオーク・ヘリンボーンとし、テーブルとサイドボードにも温かいオーク木目を繰り返す。
- 一面を黒いフレームのバルコニー引き違い戸とリネンシアーに充て、座席背後を塞がない。
- 見える補助照明は織りペンダントと暖炉壁のウォッシュ照明にし、レール照明や過剰なライン照明は避ける。
自宅への取り入れ方
ご自身の空間に取り入れる際の条件と、この雰囲気をつくる素材もまとめています。
- 確認する条件
- 部屋幅が3.4 m未満の場合
- 調整の方向
- 曲線ソファを2.5人掛けの直線ソファに替え、ラウンジチェアは1脚にする。
- 確認する条件
- バルコニーの引き違い戸がない場合
- 調整の方向
- 同等幅の大きな窓とリネンのローマンシェードに置き換える。
- 確認する条件
- 暖炉壁の施工が制限される場合
- 調整の方向
- 壁への穴あけをせず、薄い自立式ポーセリンパネルと電気暖炉コンソールを使う。
- 確認する条件
- ペットと共用する場合
- 調整の方向
- 厚いループパイルではなく平織りウールラグを使い、クッションカバーは洗える綿混にする。
ムードボード
この雰囲気をつくる素材と仕上げを、部位ごとに整理しました。
暖炉壁
- 素材の種類
- マットポーセリンスラブ
- 色・トーン
- 暖かいアイボリー
- 質感・仕上げ
- 微細なベージュの石灰岩調、低光沢、水平スラブ目地
- 役割
- 低い暖炉と棚の明るい背景
- 確認すること
- 黄色い脈ではなく、穏やかなベージュの流れを選ぶ。
床
- 素材の種類
- オーク複合フローリング
- 色・トーン
- ハニーブラウン
- 質感・仕上げ
- オイルマットのヘリンボーン
- 役割
- リビングとキッチン開口をつなぐ連続床
- 確認すること
- 赤い着色を避け、見えるオーク木目を残す。
テーブルとサイドボード
- 素材の種類
- オーク突板と無垢オーク
- 色・トーン
- 中間のハニーオーク
- 質感・仕上げ
- ブラッシュドマット
- 役割
- ポーセリンの冷たさを木目で和らげる
- 確認すること
- 床より一段濃くしつつ、黒いウォールナットには見せない。
ソファとチェア
- 素材の種類
- 綿・ウール混の織物
- 色・トーン
- オートミールクリーム
- 質感・仕上げ
- 乾いた平織り
- 役割
- 低い会話用シーティングの柔らかい明るい塊
- 確認すること
- 光沢のあるブークレではなく、控えめで耐久性のある織物を選ぶ。
ラグとクッション
- 素材の種類
- 厚いループパイルウールとリネン
- 色・トーン
- オートミールベージュとテラコッタ
- 質感・仕上げ
- 厚いループ織りラグ、ウォッシュドリネン
- 役割
- オークとアイボリーの間に質感と低彩度の深みを加える
- 確認すること
- テラコッタはソファクッションと小さな鉢植えに限定し、ラグは中立色にする。
似た雰囲気を比べたいときは、下の空間も見てみましょう。色や家具の組み合わせの違いを確認できます。





