オークとクリームトーンを重ねたナチュラルなリビング
リビング (Natural)
オークの窓辺アルコーブとクリームの重ねた座席で、会話と休息をつくる集合住宅のリビング。
色構成
まず、この空間を形づくる色の組み合わせから整理します。
基調色#F1E7D6
補助色#B9824E
差し色#78806A
ムード
全体の雰囲気は、次の言葉で表せます。
ナチュラル温かい居心地がよい
空間プロファイル
家具の配置、光、動線は次のように構成されています。
- 空間集合住宅の独立したリビング
- レイアウト軸コーナー窓のアルコーブへ向けてソファと二つのラウンジチェアが会話の輪をつくる
- 視線の中心深いオーク枠の窓辺アルコーブと造作クリームベンチ
- 光の条件二面窓のやわらかな拡散光、夜はベンチ読書灯とブックレッジのウォッシュライト
- 主な面温かなクリームのミネラル塗装壁、ハニーオークの無垢材アルコーブ・家具、連続するオーク床
- 家具密度中程度。3人掛けソファ、ラウンジチェア2脚、ローテーブル、窓辺ベンチ、浅い収納だけを置く
- 動線・余白ソファ背後と寝室ホールの扉前を空け、キッチン開口から私的ホールまで直線で歩ける。
再現の要点
似た雰囲気をつくるときは、次のポイントを押さえておきましょう。
- 二面窓が交わる角に奥行き約520 mmのオーク枠ベンチアルコーブをつくり、クリームクッションと低い読書灯を入れる。
- 円形ラグの縁にクリームの3人掛けソファと角度の異なるクリームのラウンジチェア2脚を置き、テレビより会話が先に読めるようにする。
- アルコーブ、低い丸みのあるテーブル、浅いブックレッジ、収納、床に同じ中明度のハニーオークを繰り返し、濃い木材は使わない。
- ソファ、ベンチ、カーテン、ラグに異なるクリームの質感を重ね、座席は壁より一段濃く見せる。
- 後方にキッチン開口と寝室ホールの扉を見せ、日常住宅らしい隣接関係と寸法感を示す。
自宅への取り入れ方
ご自身の空間に取り入れる際の条件と、この雰囲気をつくる素材もまとめています。
- 確認する条件
- 部屋幅が狭く、ラウンジチェア2脚が置きにくい場合
- 調整の方向
- 1脚を窓辺ベンチに置き換え、ソファの向かいに800 mm以上の通路を残す。
- 確認する条件
- 窓が一面だけの場合
- 調整の方向
- 窓下に直線のオークベンチをつくり、側壁に浅いブックレッジと読書灯を付ける。
- 確認する条件
- 賃貸で壁と床を替えられない場合
- 調整の方向
- 移動式オークベンチ、クリームのリネンカーテン、円形ラグ、ローテーブルでレイヤーをつくる。
- 確認する条件
- テレビ視聴が必須の場合
- 調整の方向
- キッチン側の壁に低いマットクリームのメディア収納を置き、画面をベンチと会話エリアの脇役にする。
ムードボード
この雰囲気をつくる素材と仕上げを、部位ごとに整理しました。
壁
- 素材の種類
- ミネラル塗装
- 色・トーン
- ウォームクリーム
- 質感・仕上げ
- マットな微粒子感
- 役割
- クリームレイヤーの最も広い背景
- 確認すること
- 強いグレー味を出さず、オークをやわらかく受け止める。
窓辺アルコーブ
- 素材の種類
- オーク無垢材
- 色・トーン
- 中明度ハニーオーク
- 質感・仕上げ
- マットオイル仕上げ
- 役割
- 窓辺の焦点と収納の構造
- 確認すること
- 木目は見せつつ、光沢と過度なルーバーは避ける。
会話用座席
- 素材の種類
- リネン混張地
- 色・トーン
- オートミールクリーム
- 質感・仕上げ
- 織りの表情
- 役割
- ソファとラウンジチェアの柔らかなレイヤー
- 確認すること
- 壁より少し濃く、オークより明るく保つ。
窓辺ベンチ
- 素材の種類
- コットンリネンクッション
- 色・トーン
- ライトクリーム
- 質感・仕上げ
- 自然なゆるみのある布地
- 役割
- 窓辺の読書と着座の深い場所
- 確認すること
- 奥行き約520 mmのベンチに合う硬めの座面クッションにする。
床
- 素材の種類
- オーク複合フローリング
- 色・トーン
- ライトハニーオーク
- 質感・仕上げ
- 低光沢ブラッシュド
- 役割
- キッチン開口とホールをつなぐ連続床
- 確認すること
- アルコーブより一段明るくし、見切りなく連続させる。
クッション・小物
- 素材の種類
- ウールリネン混
- 色・トーン
- くすみオリーブ
- 質感・仕上げ
- 乾いた織り感
- 役割
- クリームとオークの間に置く小さな自然色アクセント
- 確認すること
- クッション2個と小さな花器だけに限定する。
似た雰囲気を比べたいときは、下の空間も見てみましょう。色や家具の組み合わせの違いを確認できます。





