墨色キャビネットと柿色のティーニッチがある一列型キッチン
キッチン (Japandi)
ソウルの小規模集合住宅で、ダイニングテーブル側から斜めに見る完全な一列型キッチンです。冷蔵庫、排水かご付きシンク、準備台、IHコンロ、オーブンと、リビングダイニング側に開く埋込柿色ティーカウンターが見えます。
色構成
まず、この空間を形づくる色の組み合わせから整理します。
基調色#1B1D1E
補助色#E8DED0
差し色#B94B1F
floor#857B72
ムード
全体の雰囲気は、次の言葉で表せます。
ジャパンディモダンコントラスト
空間プロファイル
家具の配置、光、動線は次のように構成されています。
- 空間ソウルの小規模集合住宅にある完全な一列型キッチン
- 配置軸ダイニングテーブルと平行に延びる一面の調理ライン
- 焦点収納端部に深く埋め込まれた柿色ティーニッチ
- 光の条件ニッチ間接光、収納下作業灯、小型天井ダウンライト
- 主な面マットな墨色塗装、温かいオフホワイトのカウンターと壁、グレータイル床
- 家具密度造作調理設備、ティースツール2脚、隣接ダイニングテーブルによる低密度
- 通路の余白ダイニングテーブルと収納面の間を主通路として空け、スツールはニッチ下に収める
再現の要点
似た雰囲気をつくるときは、次のポイントを押さえておきましょう。
- 冷蔵庫、排水かご付きシンク、準備台、IHコンロ、オーブンを一枚のマットな墨色前面に整列させる。
- リビング側端部を深く掘り込み、内部背面と棚だけを柿色に仕上げる。
- 墨色より明るいアッシュ材スツール2脚をニッチカウンター下に置く。
- シンクとコンロの間に温かいオフホワイトの連続準備台を残す。
- ダイニングテーブル高さの斜め視点で、後退する墨色壁、柿色ニッチ、開いたリビングダイニング境界を見せる。
自宅への取り入れ方
ご自身の空間に取り入れる際の条件と、この雰囲気をつくる素材もまとめています。
- 確認する条件
- 壁面が短い場合
- 調整の方向
- 冷蔵庫を収納端部に統合し、シンク・準備台・コンロの連続作業帯を優先する。
- 確認する条件
- 天井が低い場合
- 調整の方向
- 収納下作業灯と小型埋込ダウンライトを用いる。
- 確認する条件
- ダイニング通路が狭い場合
- 調整の方向
- 低いスツールをニッチ下に収めるか1脚に減らして主通路を空ける。
- 確認する条件
- 賃貸で強い柿色仕上げが難しい場合
- 調整の方向
- ニッチ内部だけに交換可能な塗装または耐熱バックパネルを用いる。
ムードボード
この雰囲気をつくる素材と仕上げを、部位ごとに整理しました。
キッチンの収納面
- 素材の種類
- マット塗装MDF
- 色・トーン
- 黒に近い墨色
- 質感・仕上げ
- 反射を抑えたマット
- 役割
- 調理設備をまとめる主背景
- 確認すること
- 冷蔵庫だけに縦型取っ手を用い、他は平滑な前面にする
埋込ティーカウンター内部
- 素材の種類
- 耐熱塗装パネル
- 色・トーン
- 深い柿色
- 質感・仕上げ
- 均一なマット
- 役割
- 茶の準備場所を示す焦点
- 確認すること
- 柿色はニッチ内部面と棚だけに限定する
シンクとコンロの間の作業台
- 素材の種類
- マット人工石または焼結石
- 色・トーン
- 温かいオフホワイト
- 質感・仕上げ
- 細かなマット
- 役割
- 調理と洗浄を見せる明るい作業面
- 確認すること
- シンクとコンロの間に実用的な準備奥行きを確保する
ティーカウンターのスツール
- 素材の種類
- アッシュ無垢材
- 色・トーン
- 温かい明るい茶色
- 質感・仕上げ
- 低光沢オイル仕上げ
- 役割
- 暗い収納面に住まいらしい温かさを加える
- 確認すること
- ニッチカウンター下に収まる低い高さ
キッチンとダイニングをつなぐ床
- 素材の種類
- 大判磁器タイル
- 色・トーン
- 中間的な灰褐色
- 質感・仕上げ
- 滑りにくいマット
- 役割
- キッチンとリビングダイニングを段差なくつなぐ
- 確認すること
- 隣接床と同じ高さで施工する
似た雰囲気を比べたいときは、下の空間も見てみましょう。色や家具の組み合わせの違いを確認できます。





