オーベルジーヌ左官壁とシダースリットのジャパンディ玄関
현관 (Japandi)
閉じた住戸玄関扉前のペブルグレータイル土間から一段上がると、オーベルジーヌ色の左官壁が室内廊下の焦点になります。シダーの縦ルーバーは下足収納の端部に一体化し、木製収納と色壁の境界をつくりながら、出入り動線と扉の閉鎖面を完全に空けます。
色構成
まず、この空間を形づくる色の組み合わせから整理します。
基調色#D7D0C5
補助色#B08A5A
差し色#4E2833
ムード
全体の雰囲気は、次の言葉で表せます。
ジャパンディ自然な雰囲気落ち着き
空間プロファイル
家具の配置、光、動線は次のように構成されています。
- 空間玄関
- 配置軸閉じた玄関扉から低い靴床と一段を通り、シダー収納とプラム壁へ続く短い軸
- 焦点明るいシダーの縦スラット収納の端と、向かいの深いプラム左官壁の色の対比
- 光天井のダウンライトとオープンニッチ内の温かな間接光が、狭い玄関を均一に持ち上げる
- 主要な面低いグレーの靴床、明るいシダー収納とスラット、オックスブラッドの左官壁、明るい木床、濃い玄関扉
- 家具密度一方の壁を背の高い収納で満たし、反対側を空けた低い縁の密度
- 空ける場所扉前の靴ゾーン、一段、収納前の中央通路を重ねずに空ける
再現の要点
似た雰囲気をつくるときは、次のポイントを押さえておきましょう。
- 低い靴床と木の室内床の間を明確な一段だけにし、玄関から生活側へ移る順序を身体で読めるようにする。
- 明るいシダー収納を片側の連続面として整え、靴や外出物を隠し、狭い通路の縦線を安定させる。
- 収納の端に縦スラットを置き、大きな面の角を軽く分ける。木とプラム壁の間に半透明のリズムが生まれる。
- オックスブラッドの左官壁は向かいの一面だけに残す。明るい木との温度差をつくり、装飾は足さない。
- オープンニッチは一つだけにし、日用品を一つ置く。その他は扉の中へ隠し、玄関の切り替えの余白を守る。
自宅への取り入れ方
ご自身の空間に取り入れる際の条件と、この雰囲気をつくる素材もまとめています。
- 確認する条件
- 靴ゾーンと室内床の段差が扉の開閉、掃除、歩行とぶつかる
- 調整の方向
- 一段の幅と角を明確にし、靴ゾーンの排水とほこりを室内床へ持ち込まないよう分ける。
- 確認する条件
- 背の高いシダー収納の上部に毎日使う外出物を入れて取り出しにくい
- 調整の方向
- 日用品を腰高の引き出しやニッチへ下ろし、上部はストックにする。
- 確認する条件
- 縦スラットの間にほこりや外出物が引っかかる
- 調整の方向
- 掃除道具が入る間隔と背面仕上げにし、通路側への出を抑える。
- 確認する条件
- 玄関扉と収納扉が中央の動線で重なる
- 調整の方向
- 扉を開いた平面を先に空け、収納の奥行きと開き勝手を調整して靴を脱ぐ場所を残す。
ムードボード
この雰囲気をつくる素材と仕上げを、部位ごとに整理しました。
靴ゾーン・室内床
- 素材の種類
- 磁器タイル・シダー床
- 色・トーン
- ウォームグレー・ライトウッド #D7D0C5
- 質感・仕上げ
- マットタイル・細木目
- 役割
- 一段と移動線を読みやすくする基本面
- 確認すること
- 濡れた靴の滑り、排水、段差、室内木部の保護を確認する
背の高い収納・スラット
- 素材の種類
- 木質パネル・スラットスクリーン
- 色・トーン
- ライトシダー #B08A5A
- 質感・仕上げ
- 細木目マット・縦リブ
- 役割
- 外出物を隠しながら狭い玄関を軽く見せる収納壁
- 確認すること
- 扉の目地、手の届く高さ、スラットのほこり、通路への出を確認する
向かいの左官壁
- 素材の種類
- 色付き左官壁
- 色・トーン
- ディーププラム #4E2833
- 質感・仕上げ
- 細かな左官マット
- 役割
- 木の収納と深い色の温度差を一面に集中する
- 確認すること
- 照明で赤く寄りすぎず、手跡と摩擦を管理できるか確認する
収納のオープンニッチ
- 素材の種類
- 木製棚・LED
- 色・トーン
- ウォームアンバー #B08A5A
- 質感・仕上げ
- 間接光・木の背面
- 役割
- 小さな日用品一つのための限定面と温かな奥行き
- 確認すること
- 棚の荷重、配線、ほこり、通路側への出の安全を確認する
天井・ニッチ内部
- 素材の種類
- LED照明
- 色・トーン
- ウォームホワイト #C59A67
- 質感・仕上げ
- 拡散ダウンライト・間接光
- 役割
- 夜も段差、収納、プラム壁の関係を穏やかに見せる
- 確認すること
- 扉前と段差に影をつくらず、木とプラムを過度に黄色くしないか確認する
似た雰囲気を比べたいときは、下の空間も見てみましょう。色や家具の組み合わせの違いを確認できます。





