グラフィックラグが中心をつくるモダンリビング
リビング (モダン)
大きなグラフィックラグが座る場所を区切り、ソファ、低い木製収納、壁面が目線の高さを静かに保つモダンリビングです。
色構成
まず、この空間を形づくる色の組み合わせから整理します。
基調色#D9D2C6
補助色#B7834D
差し色#1D1D1B
ムード
全体の雰囲気は、次の言葉で表せます。
モダンコントラスト整然
空間プロファイル
家具の配置、光、動線は次のように構成されています。
- 空間リビング
- 配置軸左のソファと中央のラグから、窓下のオーク収納と外の緑へ開く横軸
- 視線の中心黒・キャラメル・クリームを繰り返すグラフィックラグと、その上の低いテーブル
- 光両側の大きな窓からの拡散光と天井際の間接光で、暗いラグと明るい家具を層として読む
- 主な面グラフィックウールラグ、クリームの布ソファ、黒い低テーブル、明るいオーク収納と床、シアーカーテン
- 家具密度ソファ・テーブル・長い収納だけの低密度。ラグ端と窓前の動線を空ける
- 動線・余白ラグの開いた端、テーブル周囲の回転幅、入口から窓への側面通路を残す
再現の要点
似た雰囲気をつくるときは、次のポイントを押さえておきましょう。
- 強いグラフィックを床の一枚に集め、ソファ・テーブル・ラグを一つの生活領域として先に読ませる。
- テーブルを低い黒の無地にし、ラグの濃い面と中心を共有しながら視線と会話を遮らない。
- ソファをクリームの無地に保ち、床の柄と明暗を受け止める広い休息面をつくる。
- 窓下のオーク収納を長く低く置き、生活用品を隠しながら外の緑と昼光を遮らない。
- 天井際の間接光で黒いラグが夜に潰れないようにし、窓の広い明るさは保つ。
自宅への取り入れ方
ご自身の空間に取り入れる際の条件と、この雰囲気をつくる素材もまとめています。
- 確認する条件
- 小さなリビングでグラフィックラグが家具より前に出る
- 調整の方向
- 柄のコントラストを下げ、ソファ・壁・カーテンを無地にして床だけを中心にする。
- 確認する条件
- テーブルとソファの間の膝と移動の幅が足りない
- 調整の方向
- テーブルの大きさとラグ位置を一緒に抑え、ソファ前の回転幅を優先する。
- 確認する条件
- ラグの角が扉・窓・収納へのアクセスを邪魔する
- 調整の方向
- ソファとテーブルを安定して載せ、入口と収納前は床として残す。
- 確認する条件
- 窓光と黒い面の反射・明暗が強すぎる
- 調整の方向
- シアーと間接光を調整し、光沢の高いテーブル仕上げを避ける。
ムードボード
この雰囲気をつくる素材と仕上げを、部位ごとに整理しました。
ラグの黒い面
- 素材の種類
- ウール混ラグ
- 色・トーン
- チャコール #1D1D1B
- 質感・仕上げ
- 低い毛足のグラフィック柄
- 役割
- 座る場所の明暗の中心と境界をつくる。
- 確認すること
- 滑り、柄のつながり、掃除、ソファ・テーブル荷重を確認する。
ラグのキャラメル面
- 素材の種類
- ウール混ラグ
- 色・トーン
- キャラメル #B7834D
- 質感・仕上げ
- 短い毛足の平織り
- 役割
- 黒い柄とオーク床の間に温かなつなぎ色を置く。
- 確認すること
- 色移り、日焼け、汚れ、家具の移動を確認する。
座席ソファ
- 素材の種類
- リネン・布ソファ
- 色・トーン
- クリーム #D9D2C6
- 質感・仕上げ
- 細かな布織り
- 役割
- グラフィックの床を受ける広く静かな滞在面。
- 確認すること
- 汚れ、クッション復元、肘の奥行き、通路への張り出しを確認する。
ラグ上のテーブル
- 素材の種類
- 塗装木質・金属テーブル
- 色・トーン
- ブラック #1D1D1B
- 質感・仕上げ
- マット平面
- 役割
- 低い高さでラグの濃い面と視線をつなぐ。
- 確認すること
- 角の安全、転倒、反射、ソファとの膝スペースを確認する。
窓下のローボード
- 素材の種類
- オーク木質パネル
- 色・トーン
- ライトオーク #B88450
- 質感・仕上げ
- 通し木目のマット
- 役割
- 飾りを減らし、窓と床の連続線を保つ。
- 確認すること
- 引出し、機器の通気、窓の開閉、日焼けを確認する。
似た雰囲気を比べたいときは、下の空間も見てみましょう。色や家具の組み合わせの違いを確認できます。





